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2005.03.20

九州北で震度6弱の地震

今日午前10時53分頃、福岡市や佐賀県南部で震度6弱を観測する地震があり、震源は福岡県西方沖の模様。
水道管、ガス管などが壊れたり、地割れ、家屋の倒壊、一部液状化現象があったようだが、人への被害は比較的少なかったようだ。(その後のニュースで死者及び多数の負傷者が出た模様。被災された方々には心よりお見舞い申し上げます)
一時、津波注意報が発せられたが、直ぐに解除になった。
詳細は、他のメディアやサイトで報道されると思うので、ここでは説明しない。


では何故書くの?と疑問に思われるかもしれない。
そうです!その疑問です!
【疑問1】
地震が発生すると、ニュースで「津波の高さ○○cm」と報道される。例えば「津波の高さ30cm」とか。
日頃、天気予報などで「波の高さ○○m」と言うのを聞きます。漁業関係者などは除いて、一般の人は、波の高さ2mとか3mとか聞くけどあまり気にしないよね。
ここで??と思いませんか?
普段2mとか3mとか言ってるのに、たった30cmで何でわざわざ報道するの?って
実は、「波」と「津波」は違うのです!
普通の波とは、風などでできる海の表面のでこぼこの事なんです。だから、波がきても直ぐ引いてまた波がくるの繰り返しなので1回の波の海水量が少ない。
津波とは、地震などで海底の地形が急に変化する事により発生します。例えば、地震などで海底が盛り上れば、その真上の海水も広範囲で盛り上る。当然水は高いところから低いところに流れるので、その盛り上った膨大な量の海水が津波となって陸に襲い掛かるのです。30cmの津波の高さとは、海岸や港に到着した時点での高さなので、震源地ではどれくらいの高さになっているか分からない。
んと・・・海面が大きいなだらかな山になっているのを想像すればわかるかな?それが雪崩のように押し寄せてくる感じです。
それと、地形によってはとんでもない高さの津波に襲われる事があります。入り組んだ地形(リアス式海岸など)では
riasusiki
(画像はここから借用し加工しました)
となり、比較的平らな地形よりも沢山の量の津波が襲うのです。
しかも、1つの地震で2回も3回も押し寄せるので怖いですね。

【疑問2】
地震とは関係ないが、「一時間に○○mmの雨が降る」という表現もイマイチ分かりにくいですよね?
これについては、分かりやすいサイトを見つけたので紹介します。
ここからどうぞ

※間違いがあったら指摘してください^^;

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コメント

地震・災害のニュースを眼にする度、そのエネル
ギーを見せ付けられ、怖さを思い知らされます。
この莫大なエネルギーを転化させることは出来ないものなのでしょうか・・・

投稿: 羅希 | 2005.03.21 21:44

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