死んだ金
以前「歩行手当」について書いたことがあったが、今度は、徒歩なのに「通勤手当」を払っている自治体があるという。全国の31都道府県、274市町村でのことだそうだ。
国家公務員の場合、徒歩通勤には手当は無いそうで、地方公務員に有るのはおかしいのではないか。
通勤距離が2km未満での徒歩の場合で、愛知県碧南市で5750円、同県西尾市で5700円など西日本に多いという。ちなみに北海道・東北では支給例は無い。
一概に反対と言うわけではないが、役所の場合は公金を扱っているという事をもっと認識すべきである。
また、社会保険庁では6年間で6億円の架空予算が発見された。イベント開催の名目で年間約1億円の予算を計上し、過去6年間は一回も開催されてない架空のイベントの予算を計上し続けた社会保険庁は何を考えているのだろう。
そのイベントは1991年始めて計上され、毎年11月の「年金週間」に実施したという。
イベント内容もバカバカしい。
1、記念講演とコンサート
2、エアロビクス大会
3、綱引き大会
などという2、3、は年金に何も関係ない内容のイベントであって、これを考えた職員はバカじゃないの?と思いたくなる。
相変わらず社会保険庁のずさんな金の管理には怒りを覚える。
国民の税金や保険料を引き上げておいて、自分達は好き放題に使ってるんじゃねーよ!
ちっとは被災者に援助するとか困っている人のためになるような「生きた金」の使い方考えろよ!あんたらの金の使い方は死んでるよ!
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コメント
TBあちがとうございました。
基本的に公務員を雇っているのは納税者ですが、全く立場が逆転してますよね。
国民が皆な確定申告をし、保険料も年金も、住民税もすべて給与天引きを廃止すれば、日本は変わるでしょう。いつも言っている私の持論です。
投稿: なかまた | 2005.04.21 00:15
コメントありがとうございます。
なるほど、良い持論をお持ちですよね。
強制納入という制度に守られた公務員には、お金というものが何の苦労も無く入ってくるわけだから天国みたいなところですよね。だからお金のありがたみが分からないのでしょう。
公務員が銀行に融資のお願いに行ったなんて聞かないしね。
投稿: 結 | 2005.04.21 00:26
政治家が一番私腹を肥やしてます!
一部の政治家だけかも知れませんが、俺には全部同じに見える。
まず奴らの給与を下げてくれ!w
投稿: 織田 | 2005.04.21 09:13
「死んだ金」という言葉は、心に深く響きました。
あまりにも悲しいです。
必要なものに、必要なだけ使う。
「生きた金」に、どうかどうか使ってください。
投稿: 羅希 | 2005.04.21 22:20
>織田さん
たしかに私腹を肥やしている政治家はいますよね。
でもおいらは「彼らの給与を下げてくれ」とは言いません。それより、政治家の人数を減らしてくださいと言いたいですね。
ただ、極端に減らせば一人当たりの権力も大きくなるわけで、野党なんて居なくなってしまい、一党の独裁って事になりかねませんが・・・
>羅希さん
どっちも、「お金の価値に変わりはない」んですが、使う人の「心の価値」で「生きた金」になるか「死んだ金」になるかなんですよねぇー
これは、人間に欲がある限り永遠の問題でしょう。
投稿: 結 | 2005.04.21 23:33