巨人人気の陰り

今月１０日の巨人－オリックスの観客数が３６，０４５人となり、８８年の東京ドーム開場以来、初めて巨人戦で４万人を割った。
視聴率でも、１９９４年は年間平均視聴率(関東地区）23.1％だったのが、１０年後の２００４年は12.2％まで落ち込んでいる。半分弱の人が見なくなった計算である。（ビデオリサーチ調べ）

国民のプロ野球離れが進み、昨年の近鉄のように球団経営自体が成り立たなくなってきている。もはや国民的スポーツとも言えないだろう。

原因としては色々あると思うが、
イチローや松井といったスーパースターがメジャーリーグに行ってしまい、子供に夢を与える選手が身近で見れず、親父達も見ていてつまらない（と思っている？）
巨人の金にモノをいわせた強引な選手獲得。それでも勝てないダメダメ巨人。
昨年の球団買収から新設などでの閉鎖的なプロ野球界にうんざり。
野球以外の娯楽が増え、人それぞれが楽しみを見つけた。（インターネットもその１つ）
などなど。

おいらの小さい頃は、親父に連れられプロ野球を見に行ったり、色々文句を言いながら酒を片手に応援している親父の姿があったりで、そこには楽しみがあった。
子供の将来の夢といえば、男子では断トツトップだった「プロ野球選手」

ちなみに、おいらはあまりプロ野球に興味は無いが、亡き親父の姿を思い出すと何故か寂しい気持ちになる。
「○○は、ここぞ！という時に全然打てないからダメなんだ！４番失格だ！」
そんな事を言いながら酒を飲んでいた親父の姿が目に浮かぶ・・・

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