聯想、パソコン世界第3位
中国のパソコン最大手「聯想(レノボ)」がIBMのパソコン部門を買収し、パソコン世界第3位となる。
この買収は、ライブドアvsフジテレビのような敵対的買収ではなく、両社の意向による友好的な買収である。
一時期はコンピュータの巨人と呼ばれたIBMであったが、デルやHPなどに低価格競争で敗れた格好となった印象を拭えない。巨額の赤字を出すパソコン部門を抱え込むより、成長性や収益性の高い法人向けのシステムコンサルタントなどサービス事業に力を入れる方針のようだ。
また、聯想(レノボ)としても、今、急成長を遂げる中国の市場の拡大と、海外への進出を図るためにもIBMブランドは、是非とも欲しいところだろう(IBMブランドは5年間使える契約のようだ)
その両社の思惑が一致し、今回の買収となった。
日本では「パソコンと言えばNEC」だった。「PC98」はNECの独自仕様でIBMのパソコンに対抗し、国産の安心感を売る事で日本市場を支配したが、世界標準という時代の流れに敗れ、最終的にはNECもIBM互換機を採用した。世界標準のIBMには勝てなかったということだろう。
世界標準のパソコンを作りあげた巨人「IBM」。昔話にしてしまうのは寂しい感じがするのは、おいらだけだろうか・・・
あ、言い忘れた^^;
IBMは今回の売却で、聯想を中国とのパイプ役にして、巨大な中国市場を狙っています。間違いない!(追記でした)
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コメント
確かTVで中国の若者が少し興奮・誇らしげにこの買収を語って
いたのを見ました。今に中国が世界を席巻すると!
今、中国経済の成長はとどまる事を知らず、活気に満ちている様
ですね。でも株もそうですが、あまりにも急騰したところは落ち
るのも早いからね。。。共産主義国なのに資本主義的要素を取り
入れた中国は今後も目が離せませんね。
投稿: こばゆ | 2005.05.02 05:21
「IBM」のパソコン部門が買収されたんですか・・・
「fmfm」で、はじめて知りました。
友好的買収にせよ、敵対的買収にせよ、これからもどんどん
変化していくんでしょうね。
今後、ますますトップの資質が問われる時、日本の総理に点数をつけると
すれば何点でしょうね・・・
投稿: 羅希 | 2005.05.02 09:41
あぁ、これで反日が影響してこなきゃいいけどねぇ。
投稿: 織田 | 2005.05.02 09:41
はじめまして、こんにちは。今日、いろいろとblogを見て回ってたらここに行き着きました。記事の内容が充実しててとても楽しいです。IBMの買収のこともここで知りました。また、楽しく読ませていただきます。
投稿: goh | 2005.05.02 16:04
HDD部門の次は、PC部門か・・・サーバ部門も融通がきかないから使えないし・・・
一般ユーザ相手にして商売してると、大変だからね~
しかし、HDD部門を日立に上げちゃったのはとっても残念・・・IBMのHDDだけは、信用してたのに・・・
投稿: どろんじょ | 2005.05.02 16:45
>こばゆ様
まるで高度成長期の日本のようです(その時代は生きていませんが^^;)まぁ、成長は何時か止まるものです。やっきになって成長しようとすると、しっぺ返しがきますよ>中国さん
でもあの人口だから、市場としてはかなり美味しいですよね。
>羅希様
小泉さんは・・・60点
国会中継なんか子供の喧嘩ですよ(笑
>織田様
中国が頭に乗るのは間違いない!
>gohさん
たしか2回目ですよね。
見てくださってありがとうございます。
また来て下さいね。こちらからも拝見します^^
>どろんじょ様
おいらもIBMのHDD使ってましたよー。比較的静かで高速で安定性があって好きだったのに・・・と言いながらもIBMは壊れて今はシーゲートバラクーダ使ってます(笑
投稿: 結 | 2005.05.02 22:38
おはようございます。失礼しました、2回目でしたね。
投稿: goh | 2005.05.03 09:13