【映画】ハゲタカ
※映画のネタバレはありませんので、安心してお読みください(笑)
結論から言うと
面白い
だけど、何か物足りない
という感じでしょうか。
NHKで放送された、ドラマ「ハゲタカ」を観てからこの映画を観たのですが、やはり2時間強という限られた時間内での展開では限界があるのかもしれない。
ドラマで味わった、「緊張感」や「緊迫感」があまり感じられず、いつの間にか終わったという感じがします。
例えば、ドラマでのサンデー社の入札シーン
あれは緊張感・緊迫感がありました。
鷲津政彦(大森南朋)と芝野健夫(柴田恭兵)の対決は見ごたえがあり、観ている側もドキドキさせられました。
こういうシーンが映画ではなかったような気がします。
劉一華(玉山鉄二)の最後のシーンも、個人的には好きな展開ではない(詳しく書くとネタバレになるので)
まぁ、これが「金のある悲劇」なのでしょう。
「金のない悲劇」は映画には直接はなかったのですが、ドラマの続編という意味では「金のない悲劇」は潜在的に描かれています。三島由香(栗山千明)と劉一華のインタビューのシーンで、鷲津と三島の過去の関係について、ちょっとだけ出ています。
また、個性的な役回りの飯島亮介MGS銀行頭取(中尾彬)のシーンが少なかったのが残念です。
クセのある演技をもう少し観たかった。
それぞれの展開の裏にある、ちょっとドロドロした部分があっても良かったのではないでしょうか?
と、批判的なことばかり書きましたが、全体的には面白い映画です。
キャスティングも、味のある役者さんばかりで、それぞれのシーンにマッチしています。
ぜひもう一度観たいと思わせる映画ですね。
評価(5):★★★★
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